雨 曇り 夜はまた雨 最高気温:13.8℃ 最低気温:11.6℃
啓蟄:冬の間、土の中で冬篭りしていた虫たちが穴を啓いて地上へと出てくる。
4泊5日の外出から帰岩しました。お昼過ぎに東京を出た新幹線の窓は、雨に洗われたかと思うと午後の陽に照らされたりと、風景と一緒に目まぐるしく変化しました。
今回上京の最大の目的は第二次大戦で父が戦死した地「硫黄島」への参拝でした。12月初めに足を怪我する前に申し込んでいたのですが、何とか参加できるまでに快復したのは幸いでした。私の父に対する思いは「シンプル」と言うべきか「複雑」と言うべきか・・。私が物心付く前に戦地に赴いた父の記憶は全くなく、従って申し訳ないくらい「無関心」に近い状態でいました。現実に存在した叔父たちのほうがずっと身近で、父はむしろ架空の存在でした。この年になって(私よりずっと若い父とあちらの世で再会する日もそれ程遠くはない)、父と共有できる「何か」を得たいとの思いがありました。4年前に他界した母の遺骨のひとかけらを父が未だに眠っている地に・・・との私たち兄妹の願いもありました。父と共有できる記憶の地が「あの島」だけというのは寂しい事ですが、やはり思い切って渡って良かったと感じています。父が少しだけ身近になりました。寒い東京を発って気温24℃の島へ、そしてまた寒い東京へ。一日で20℃の気温差を体験しました。一般の人は行く事ができない島の事を、後日写真も含めて少しづつご報告したいと思います。
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