晴れ 最高気温:23.0℃ 最低気温:13.5℃
岩国基地の新滑走路の運用が今日から始まるのに際し、運用開始式が行われました。ルース駐米大使や福田岩国市長もご機嫌麗しかったようです。航空ファンも訪れてきて20台の車がフェンス近くに列をつくりました。愛知県から来た公務員の男性(40歳)は「岩国の航空機は『岩国上がり』と呼ばれる独特の離陸をするのが特徴。見られなくなるのは寂しい」と述べています。飛行機が好きな人にとってはそれだけの問題ですが、地元民は「なし崩しに基地機能が拡大するのではないか」との不安から逃れられません。住民の安全確保が目的だった滑走路の沖合い移設が、逆に基地負担を招くとの声が強く聞かれます。
また、地元の騒音は軽減されると説明がありましたが、新滑走路から6㌔しか離れていない大竹市・阿多田島や、周防大島での騒音はこれまでよりも増大する可能性が大です。新滑走路のために埋め立てられた海域は豊かな藻場でしたが、事業が進んだ2005年頃には藻のほとんどが姿を消しました。漁業者は「漁礁がなくなったために、シロウオやカレイが捕れなくなった」と語っています。
埋め立て事業のために愛宕山を失い、空母艦載機部隊・その家族住宅の問題まで背負う事になろうとは・・こんな事なら沖合い移設を誰も望まなかったでしょう。
PR