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2024/10/09|
無題
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2014年度春季県高校野球大会地区予選:母校・岩国高校は姿を消しましたが、県内の4球場でベスト8(各球場2チーム)獲得の試合が行われました。柳井球場で勝ち残ったのは岩国工業高校岩国商業高校です。他の3球場からは宇部商業・萩商工・徳山商工・高川学園・下関国際・下関工業です。今大会は公立高校が6校残り頑張りました。県決勝大会は26日~28日に下関球場で行われ、優勝校は春季中国地区高校野球大会(5月31日~6月2日・広島県三次きんさいスタジアム)に出場します。
出生前診断:以前は胎児が安定期に入る前に羊水を採取しなければ出来なかった胎児の染色体検査が、血液から容易に可能になりました。私が仕事をしていた時代にはまだ羊水検査のみでしたし、高齢妊婦(35歳以上でした)に対しては検査を勧める医療機関もあって、関わった妊婦さんから相談を受けることもありました。羊水検査は100㌫安全とは言えない・検査結果が出た場合どのように対処するのか・・など当時からとても悩ましい問題でした。検査を勧めておきながら、結果(陽性の場合)は本人に任せる(フォローなし)と言うのは不完全なやり方だと感じていました。その検査が危険性がなくイージーになったために受検する人が増加しているようです。現実的には染色体異常(ダウン症)数は1995年:1万人に6.3人。2011年:1万人に13.6人と15年間に2倍になりました。女性の結婚年齢が上がり高齢妊婦が増加したしたのも大きな要因でしょう。他にも把握されていない要因があるかも知れません。検査で陽性と診断された90㌫が妊娠中絶を選択しています。それを決断する辛さはどれほどのものでしょうか。ダウン症の子どもさんを持つ方とのお付き合いの中で、その子を産んだことを悔いている人に会った事がありません。子どもたちは天使のような心を持っています。だからと言って親子とも生きて行くのが楽しいばかりではありません。様々な悩みや悲しみを乗り越えて後、親たちは驚くほど成長します。ず~と昔にはダウン症の子は10歳までしか、20歳までしか生きられないと言われていました。今では還暦過ぎまで元気な方々もあります。親たちの苦悩は「自分たちの死後、この天使のままに育ってきた子(もはや子どもではありません)はどうなるのか・・」に尽きると思います。中絶数が増える方向ではなく、弱者でも安心して生きていける社会を作っていく方が大切ではないかと思えてなりません。親の死後もちゃんと支えて行ける構造が必要じゃないかと。強者ばかりの世の中になったら何が起こるのでしょうか。高齢化社会になればなるほど弱者は増えます。強者も年を重ねればいずれ弱者になるのです。子どもの時から強者と弱者が混同している社会が私たちには必要です。弱者は何もできない・役に立たない人ではありません。お互いに相手の中に自分をみて、求められているものを相互に与え合って社会は成立するんじゃないか・・なんて事を思ってます。
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2014/04/21| 日記

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