通津へようこそ - 今日のできごと -

晴れ　時々　曇り　　　最高気温：24.0℃　　最低気温：17.9℃

世界各地で起こっている紛争や抵抗運動、今月末に控えた岩国市議選などをよそに、秋の日は（一見）穏やかに過ぎて行きます。９時過ぎに普段とは違った様子のサイレンの音。カーテンの隙間から見ると、国道をパトカーや救急車がただならぬ気配を漂わせて走って行きました。下り方面で一体何があったのでしょうか。
通津の鎮守様と思われる「矛八幡」で、19日の祭礼に備えて「しめ縄」作りが行われました。毎年、この時期に（関係する）あらゆる場所のしめ縄を新しく掛けかえるのです。長いものは9㍍、短いものでも5㍍もあり、計9本くらいを作ります。藁は収穫が済んだ稲のを保管しておいて使用。神前の「縄」は「左巻きに編む」だったかな？とにかく決まりがあるそうです。地域の数人が早朝から日暮れ遅くまで作業をし、連れ合いも数年前から参加しています。見ていると地味だけれど本当に大変な作業です。今日のおまけは連れ合いの手に豆が出来たこと。午後から「何か手伝える事があるかな？」と参加した息子が、帰宅してからひどい喘息の症状を起こしたこと。どうやら「藁アレルギー」だったようです。これまで藁に濃厚接触した事がなかったので気づきませんでした。日付が変わっても、内臓が飛び出しそうなセキをしながら苦しそうに家の中をウロウロしていました。
宮司さん曰く、年々手伝ってくれる人が減って「困っている」そうで、ずっと参加したけれど高齢のために亡くなったり体の自由が効かなくなったり・・。加えてボランティア（志願して奉仕する）の気持ちも薄れているのでは・・と。寂しい話です。
我が家からの皆既月食です。何やら不気味な感じもする「赤い月」。「赤い月」という題名の本を読んだことがあるような・・。果たしてあれは皆既月食の話だったのか・・。読んだと思っているのが間違いなのか・・。この頃はこんな風に現実ともう一つの世界を行ったり来たりしています。