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2024/10/06|
無題
曇り    最高気温:23.8℃   最低気温:18.2℃
夏至:この日、北半球では昼が最も長くなり、夜が最も短くなる。本州では梅雨のため長雨が続く。


NPOの用事やその他の事で地元の小中学校に行くことが良くあります。わが身の時代(60余年以上前!)とは比べようもありませんが、変化に驚くことの一つが教職員の乗用車の多さです。校内のあらゆる隙間(子どもたちの危険に関係なさそうな)がびっしりと車です。両校ともJRの駅から徒歩10分足らずの距離ですが、果たして電車通勤の人がいるのかどうか・・。車が珍しいほどじゃなくても、ほとんどが営業車で、自家用車が普及する前の時代、藤生駅から程近かった我が家から小学校までは(子どもの足で)30分以上を要しました。(多分)その時代も今も1時間に1本程度の列車から先生たちが下車してきます。駅近くの子たちは良く先生を迎えて一緒に30分の道のりを歩いたものです。始業に間に合う時間帯の電車は決まっていますから、上下線のいずれからか先生たちはどっと降りてくるわけです。また独身で実家が遠方の先生数人は、我が家の近くに下宿していました。私が知っている2軒のお宅には代々灘小の先生が下宿しており、友だちと良く遊びに行ったものでした。
今思えば先生たちも「静かに歩きたい日」「ゆっくり考え事をしたい日」などなどあったでしょうに・・子どもは大人のそんな事情にはお構いなく付きまとっていた良き時代でした。
本数の少ない電車の時間に縛られず通勤できる車は便利ですが、「○時の電車に乗らなきゃ・・」との理由で仕事の区切りをつけられないのは不便じゃないですかね?
15年間通津中に勤めた母は隣の藤生駅から一駅を電車(いや・・汽車だった)で通っていました。夕方、母が乗っている(はずの)汽車が着く時間には駅で待っていたものです。空振りならあと1時間後に出直します。汽車から降りて改札口を出てくる母を見つけてニッと笑いあう瞬間は(いま思えば)幸せな時でした。
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2015/06/22| 日記

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