晴れ 最高気温:16.1℃ 最低気温:2.7℃
下関気象台が今日、昨年より10日遅れで、桜の「開花宣言」を出しました。岩国市・錦帯橋の標準木はどうなのか、まだ観察していませんが、ここ3日間暖かい日が続いているので咲き始めているかも知れません。
家の中よりも外の方が暖かいので、(どこから手をつけたら良いやら解らないほど雑草だらけの)畑に座り込んでいると、近所のおばあちゃまが散歩で通りかけました。手押し車のマイカーにすっかり体を預けた格好でいつも歩いている方です。彼女にはまだ確かな耳と、たっぷりな時間があるのでマイカーの椅子に座ってしばしのおしゃべりタイム。あれこれ話していて「あの人はまだ若い。私より10(とう)若いんじゃけー」と言った「あの人」は、私が知る限り88歳です。と言う事は彼女は98歳です。感服しました。
ご近所の辛夷があっと言う間に咲きました。
晴れ 夕方 雨少々 最高気温:14.8℃ 最低気温:1.6℃
それにしても何と言う事でしょうか。地球上のあちこちに建てられた原発・乗りたい放題の車から放出される排気ガス・など人間の(快適に暮らしたいとの欲から生じた)我儘にこの星はのたうち苦しんでいるかのようです。誰かさんが言って顰蹙をかった「天罰」が人類全てに向かって下されているのでしょうか。「直ちに健康に影響はない」放射能物質は、繋がっている空や海を渡ってどこまでも漂い、いずれは生物の形までかえてしまうのでは・・とSFまがいの事まで考えてしまいます。アガサクリスティー(だったかな?)が書いたように「そして誰もいなくなった」なんて事が現実になるのでは・・。新しい命が家族の喜びの中で誕生し、それを安全に守り育てると誓ったはずなのに、大人たちは一体何をしてきたのか・・。冬も暖かく夏も涼しく過ごす事に慣れてきた私たちは取り返しがつかない大きな罪を犯してしまった気がします。
それでも「今・ここでは」花が次々に咲き始め、ウグイスは(うるさいほどに)歌っています。それを楽しみながらも心のどこかで罪悪感を抱かずには居られません。
ツクシはこんな風に群生しています。雑草なので逞しいこと限りなしです。
こんな風景がいつまでも守られる事を願っています。
晴れ 時々 曇り 最高気温:9.0℃ 最低気温:-0.2℃
目を覆いたくなるような津波のもたらした現場ですが、被災した方々が少しずつ元気を取り戻して来られ、「絶対に復興します!」と語っておられる姿が頼もしく感じられて嬉しいです。
一方、目に見えない被害の恐さがジワジワ・ドンドン強くなります。大気中に混ざり、雨となって地中に浸みこんで行く姿の見えない放射能に対処する方法はあるのでしょうか。狭いこの島のどこに逃げ出せば良いというのでしょうか。毎日何度も聞く「直ちに影響はない」との言葉の意味するものは?政府も東電も頑張っているのは解るけれど、「外気に触れるな」「水を飲むな」「魚を捕るな」「作物を食べるな」「種を蒔くな」と言われて不安を感じない人はいないでしょう。これはもう地球の悲鳴としか思えません。
晴れ 時々 曇り 最高気温:13.6℃ 最低気温:0.5℃
被災地や放射能被害を伝えるTVを見るのは辛くても目を離すことができません。
「その立場にならなければ当事者の気持ちは解らない」とは、何かにつけて言われる事です。だからと言って誰もが全てを体験できる訳ではありません。医療現場の医師や看護師があらゆる病気を体験していては仕事ができません。過って(耳が遠くなり、目にも視野欠損があった)母から言われたのは「あなたもなってみれば解るわよ」でした。きっと母とのやり取りの中で心無い事を私が言ったのでしょう。その時は「そうね」とだけ答えましたが「ごめんなさい」とは言えませんでした。その時の事を決して忘れる事ができません。
今、被災地で「一杯の水」「温かいおつゆ」「ドラム缶のお風呂」に心からの喜びと感謝と笑顔を見せている人々は、きっと震災以前より何倍もの「大きな人」になられる事でしょう。